>>70 まずはじめに、失礼ながらここにはそもそも本当の勝ち組はいないと思いますよ。
ところで実際のところ今後景気が回復しても、フリーとして生きていくのは厳しいでしょうね。
それは企業側が情報流出や個人情報保護、偽装請負排除といった点を強化するとともに、
真の意味での委託や請負としてフリーに仕事を出すよりも、派遣会社の派遣契約社員を使う方が、
あらゆる意味で安全だからというのが一つあると思います。
会社側から見れば、法令を遵守した上で委託や請負として仕事を出しても、
そのフリーが病気やとんずらした場合、それを補填できる保証はどこにも無いし、
下手に常駐させて仕事を出したくても、指揮命令権がどうとかうるさいことを言われるなら、
そもそもフリーなんてバッサリ切って、使わない方がメリットが大きいからです。
しかし、派遣契約というのも、発注側・受注側の両者にとって不幸なことだと思います。
なぜなら発注側は100〜150万を支払ったとしても、
実際の作業員である人間は派遣会社から搾取されまくったあとの時給精算なわけで、
例えば40万そこそこの収入しか得られない。
そうすると発注側は高い買い物をしている感覚なのに、派遣社員側のやる気がイマイチ見られない。
受注側の派遣社員からは安い報酬しか得られないのに、高度な仕事を押し付けられる。
どちらの立場からみても旨みは無く、唯一人材を右から左に流す派遣業者(現代の人身売買業者)のみが、
オイシイ思いをできるという構図です。
だから、可能であれば早めに社員として潜り込んだ方が時流にはあっているかもしれませんね。