>>537 俺の住んだことのある二つの極端な国
A国B州 やや小規模だがガス田があり、国内で首都とならんでぶっちぎりの
一人あたりGDP。しかし、貧困率も国内2位で隣の州と常に
ワンツーフィニッシュ。圧倒している。石油は英国系メジャーが
採掘していて、州政府にはロイヤリティーが払われるのでムダな
公共事業は多い。現地人は教育程度が低く、石油エンジニアに
なれず、せいぜいトラックの運転手としてしか石油の恩恵に
あずかれない。石油がでるまで貧しい州だったのだが、今も
野党支持者は公共事業の恩恵や、無意味な公団の職員になる恩恵に
あづかれず、明日にも崩れそうなトタンのあばら家に住んでおり
家にはトイレもない。
>>537 C国 政治的な理由で援助の受け取り額が非常に多い国。
周辺の国と同じで、人的資源の面でも、地理的な面でも、とても
産業をおこせる国ではないが、援助を財源にして異常な数の公務員
を抱えている。その他の産業は援助を財源にした土建業と、
輸入した物資を売る小規模な小売業のみといっていい。
もし援助が打ち切られたら、あっという間にGDPが5分の1くらいまで
縮むのではないかといわれている。
自国の経済の中で何も生まず、外から入ってきた金だけで雇用も
消費も設備投資(公共事業)も全て循環している。