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■ヒゲとは
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のように信号中に短いパルスで来る信号をヒゲと呼んでいる。
■チャタリング取りの実際の手法
一定時間T毎にサンプリング
N回一致採用 というのが一般的な手法である。
カウンタを用意し、不一致でカウンタをリセット、カウント値がNになれば採用するというもの。
これはデジスイッチなど変更途中で正しくないコードが出るものでは現在も使われる。
前回のビットと一致した場合に採用するという2回一致採用が
ビット単位にチャタリング取りをする手法として良く使われる。
これは論理演算だけで書け、多ビットを一度に処理出来る為にコストが低い為である。
このチャタリング取りは(N-1)*Tより短い単発のヒゲを取る事が出来る。
サンプリング中にヒゲが確率pで来た場合 およそ p^2 に誤動作を下げられる。
pが1日に数度の状態でもp^2は十分に小さく、コストの割りに効果は大きい。