>>1 乙
では、僭越ながらチャタリング論争について
■チャタリングとは何か
スイッチのON/OFFにおいて、スイッチのバウンドによって生じる信号
波形としては ________|_|~U~~~~~~~~~~~~~U~~|___|_________ のような感じになる。
大型のスイッチはパチンと音がする。つまり接点の振動が続いている間は運が悪いと接点が外れたりする
リレーやリミットスイッチのようにA接点B接点が付いてるものでは配線の仕方でチャタリングが出ないように
することも可能だ。
■チャタリング取りとは何か、
昔の大型のスイッチはパチンと音がするくらいでチャタリング時間が長く、酷い場合には100msもあり
チャタリング対策でサンプリングを遅くするとなると応答が当然悪くなる。
そこで、チャタリングの後半で生じるヒゲ(リバウンド)については 短時間しか出ない事に着目した処理が行われた
これが【チャタリング取り】として浸透し、このヒゲを取る手法を【チャタリング取り】と呼ばれている。
現在主流のゴム・メンブレン・タクトスイッチでは押してもカチであり、これはクリック感を付ける為にワザワザ
出してるわけで、多くのスイッチのチャタリング時間は10ms以下となっている。
よって、チャタリング取りと書かれた処理はチャタリングを実際には取るためのものではないが、
歴史的経緯よりそう呼ばれている。