>>827 全然論旨を理解してもらえていない。
まあ、俺の文章の稚拙さ、舌足らずさは大いに認めますが。
俺の論旨は、
■ ソフトウェア工学の技術は、ある視点から2つに大別できる。
■ 一つは、コンピュータであることを実現するための方法論。
もう一つは、プログラムを作成するときに障害になる、人間の能力の限界を
乗り越えるための方法論。
■ 前者は説明は不要だろう。後者は、例えば変数という「仕掛け」はどうだろう。
人間が十分に有能であれば、変数名は全部a000, a001, a002, ……でいいはずだ。
いや、そもそもプログラム言語なんて必要ないだろう。直接バイナリコードを記述すれば.......
だが、現実にそれで不自由しない、という人間はまずいないはずだ。
■ この分類では、OOPは後者に属する、少なくとも後者寄りの技術だと私は思う。
■ 前橋和弥のOOPの議論に感じる倒錯は、OOPに前者の技術であることを
暗黙的・無自覚的に期待していることからくるものではないか。
追伸
OOがコンピュータとは無関係に存在しうる体系だ、なんて主張をしたつもりも
するつもりも全くありませんから。