呼んでいる スパゲッティのどこか奥で
いつも背筋凍る エラーを吐く
眠たさは 感じられないけれど
その向こうで きっと小人に会える
繰り返すエンバグの そのたび ひとは
ただ青い窓の 青さを知る
果てしなく デスマは続いて見えるけれど
この仕事は 納期を迎える
さよならのときの 静かな上司
ゼロになる利益に 会社傾く
生きて行く顧客 死んで行くPG
JavaもC++もC#も みんなおなじ
呼んでいる スパゲッティのどこか奥で
いつも何度でも エラーは出る
徹夜する数を 書き留めるより
同じ指先で バグをとろう
閉じていく先行きの そのなかにいつも
忘れたくない プライドを持つ
こなごなに分裂をした チームの上にも
新しい仕変は 舞い降りる
月曜の朝の 静かな部屋
ゼロになる やる気充たされてゆけ
最適な解は もう探さない
何をしても いつも漏れが
上司の責任を 取らされたから