>>667 私も実験してみました。接続PCいまとなってはかなり貧弱ですが,ドキュメントサーバにはこれで十分かな,と思っていたらそうでもなさそうです。面白い?結果が出ました。
【共通環境】
CPU:AthlonXP1700+
Memory:768MB HDD:Ultra-ATA133・250GBx2(RAIDは組んでいない)
OS:Windows2000Pro 使用ソフト:DocuWorks6.1(TWAIN経由・画質=標準)
読取用紙:65枚(片面)
実験方法:スキャンを押してからダイアログボックスが閉じるまでの時間を測った。
【ES-9000H環境】
スキャナ:ES-9000H+ESA3ADF2
SCSIカード:Adaptec AHA-2940UW
※ドライバはDrivers for Windows 2000 version 1.00b(2000年6月28日)
ケーブル:68pinハーフ-68pinハーフ(1.5m)
TWAINドライバ:EPSON Scan 2.94J
読取設定:
原稿種:反射原稿 取込装置:ADF-片面 自動露出:書類向き
イメージタイプ:モノクロ(二値) 品質:速度優先
オプション:なし
【IS450環境】
スキャナ:IS450
SCSIカード:アイ・オー・データ SC-NBUN
※ドライバはSC-NBUN Windows 2000用ver1.12(2001年4月25日)
ケーブル:50pinハーフ−50pinハーフ(FastSCSI)
TWAINドライバ:CFM-Twain IS450 ver5.00.2134
読取設定:
スキャンモード:ラインアート(モノクロ二値) 斑点の除去:オフ
スムージング:オフ
【読取結果】
ES-9000H IS450
600dpi 8分21秒( 7.8面/分) N/A
400dpi 5分39秒(12.1面/分) 1分41秒(38.6面/分)
300dpi 2分41秒(24.2面/分) 1分18秒(50.0面/分)
200dpi 2分18秒(28.3面/分) 1分00秒(65.0面/分)
こんなところです。
最初ES-9000H→IS450のディージーチェーンにしましたが,読み取り速度が遅くなるため別のSCSIカードで接続しました。
エプソンの場合,タスクマネージャーを見ていると読み取り時はそれほど高くならないCPU利用率が,読み取り後の処理でCPUが100%になってい
ます。どうやら,それが全体的な読み取り速度のネックになっているようです。(単に転送速度だけとは言い切れなさそうです)
その点,Ricohは読み取りと処理を同時にやっているようで,読み取り時にCPU利用率が100%になっていて,連続して読み込んでいる間ずっと100%に
張り付いたままでした。
結果だけ見るとTWAINドライバはCPU負荷の点でRicohの方が優秀だと思います。
RicohのドライバもCPUを100%にしますがそれは読み取り中だけです。
ただ,使い勝手はEPSONの方がやや使いやすいと思います。一長一短ですが,ドキュメントスキャナとしてはIS450の方が上といわざるを得ません。ただ,光学400dpiがいかんとも…ってかんじですね。