日本とヨルダンをつないだ大物韓国人 日本人殺害脅迫事件
中山副大臣は同日深夜、ヨルダン王宮府国王室長に面会。一方、安倍首相はほぼ同時刻、滞在していたエルサレム市内のホテルからアブドラ国王に電話し、人質解放への協力を求めた。
中山副大臣は翌日夜、同国王を表敬し、政府として協力を正式要請した。これで「ヨルダン・ファクター」が始動した。
この表敬実現に、裏面で動いた人物がいる。韓国人実業家の朴東宣(パク・ドンソン)氏(79)である。同氏は、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領時代の1970年代後半、「コリア・ゲート事件」と報じられた韓国の対米議会工作の中心人物だ。
中山副大臣の父は中山正暉元建設相。正暉氏と朴東宣氏は刎頚(ふんけい)の友である。従って、泰秀氏は朴東宣氏を「アンクル・パク」と呼ぶほどの間柄だ。
そして、朴東宣氏は現在も、中東・アフリカ・中南米諸国首脳と太いパイプを持っている。わけても、アブドラ国王とは大変親しい。
朴東宣氏が韓国からアブドラ国王に電話し、中山副大臣表敬を側面支援したのだ。だが、結果的に「ヨルダン・ファクター」は奏功しなかった。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150203/frn1502030830002-n1.htm 依頼159