外務省高官「"ISILと闘う各国に支援"という言葉、外務省の用意した原稿にはなかった」  [転載禁止]©2ch.net [545512288]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

VICE NEWSは「Inside Japan's New War With the Islamic State」と題する2月6日付の記事で、
安倍首相のエジプト・カイロでの演説と、日本人人質殺害事件に関する日本政府の対応に
ついて報じた。以下はその抜粋訳。

***
ある外務省高官――報復を恐れ匿名で語った――は、カイロ演説を「外交における即製爆弾
(a diplomatic IED)」となぞらえた。

「『ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるため』と『ISILと闘う周辺各国に総額で2億ドル程度支援』
という台詞は、外務省がチェックを入れた元々の演説には全くありませんでした」。高官はこう語った。
「そうした言葉がISILのような過激派に対する宣戦布告になりうるということは入省1年目の外務官僚
でさえ分かることです」

演説後、準備されていた原稿は廃棄され、付け加えられた台詞を反映した書き起こしの作業が始まった。
外務省内部では、キーワードである「たたかう」についてどちらの漢字を使うのかで議論が起きた。
一つは抽象的な努力を表す「闘う」である。例えば癌と闘うといったように用いる。もう一つは戦争を
論じるときに用いられるものだ。外務省は日本語の書き起こしに、より抽象的な方の漢字を用いることにした。

同じように、英訳においても「warring」や「fighting」ではなく「contending」を用いた。外務省はできるだけ
英語の単語を穏やかなものにしようと特別の注意を払った。2月2日、外務省の代表は自民党執行部に
呼ばれた。執行部は(外務省が)安倍首相の演説を外国の報道機関に適切に伝え損ねたと話した。

「ひどい英訳だと非難されました。でもわれわれはダメージ・コントロールをしていたんです」
前出の外務省高官が話した。「首相は台詞を読まなかった」
https://news.vice.com/article/inside-japans-new-war-with-the-islamic-state

>>2以下に続く