灯油巡回販売、給油量ごまかしの手口を告白
ポリタンクで灯油を買いに行く方、多いと思いますが、ただ、一杯に入れると大変重くなります。これを自宅まで
運んでくれるのが灯油巡回業者です。ところがJNNの取材で給油量をごまかして販売し、月に数十万円を着服
している販売員が複数いることが分かりました。
都内の住宅街。冬の見慣れた光景ともいえる灯油の巡回販売。しかし、ある疑惑が。
「(灯油を)18リットル入れたふりをして、実際は17リットルしか入れない。その1リットル分のお金を自分のポケット
に入れる。着服するということですね」(情報提供者)
男性が不正を指摘するのは、大手石油企業の子会社で、業界大手「東京シェルパック」の委託巡回販売。灯油
18リットルを給油するとして、現金およそ1800円を受け取りながら、実際には少なく給油し、差額の100円分を
着服しているというのです。
販売員が一日に給油する量はポリタンクおよそ200本分。100円ずつ着服すると、1日2万円、1か月で50万円
近い金額を不正に得ていることになります。疑惑は本当なのでしょうか。
取材班が注目したのは、タンクローリーのメーター。
「(メーターが)1945リットルで止まりました」
1リットル分ごまかし、17リットルしか給油しなかった販売員。その後も取材を続けると、別の販売員も、注文より
少ない量を給油していることがわかりました。深まる疑惑、取材班は販売員を直撃しました。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2406891.html