先日、世界のズィーブことZ武さんが食べ放題に挑戦した。
食べ放題が始まる前から、身体の関係で危惧していたスタッフから
「普段の食事すら大変でしょうけど、食べ放題まで手を伸ばしても大丈夫でしょうか?」
との心配の声が上がったが
Z武さん曰く「別に手が無いわけではない」
と、どちらの意味として取って良いかわからない意味深な言葉が返ってきた。
いざ食べ放題が始まるとイニ美さんを手足のように使い、料理を運ばせるという
身障特有のパワープレイを見せつけた。
Z武さんはテーブルから動くことなく、運ばれた綾里をひたすら口に頬張っていた。
「食べ放題まで来て手枷足枷じゃつまらないのさ〜。おいらはなんでも食べるけど
特に好きなのは手羽先と車エビなのさ〜。」と独自の理論を展開していた。
一通り食べた後
「グフィ、お腹一杯になったのさそれじゃ退散するのさ〜」とコロコロ足早に去るZ武さんに
店のスタッフがたまらずに声をかけるが
「なんなのさ?おいらは特別なのさ〜、ただじゃするめよ〜?
今の時代はTwitterっていう武器もあるのさ〜。時代は炎上さ〜。」
とあくまで払わないスタイルを店側に見せつけた。
これにはたまらず付き添いのイニ美さんも店側に謝罪し、健常者と同じく料金を支払った。
イニ美さんに手取り足取りしてもらったにも関わらずZ武さんは
「一つの会計が成立したことがそんなにめでたいの?」とすまし顔で店を後にした。
傍から事の全てを見ていた西田さんは
「Z武さんなら今頃カタワツムリが目印のGOTAI薬局で胃薬でも買ってるんじゃないですかねぇ?
私も、関わろうものなら炎上させられますから・・ダルマの如く見ている事しかできませんでしたよトホホ。」
ともはや誰も手出しできない存在を恐れるしかなかったようだ。