安倍首相が政治資金で個人的に愛飲する“神の水”を購入していた──。
本紙は先週、首相の資金管理団体「晋和会」のデタラメ支出を報じたが、
怪しい出費はまだまだある。
1万円以下の支出に関わる「少額領収書」を開示請求したところ、
事務所スタッフの「ランチ代」や「おやつ代」と思われる領収書がワンサと出てきた。
〈赤城ガリガリ君コーンポタージュ×2 ¥252〉
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156515 12年分の事務所費には12月2日に東京・渋谷のラーメン店「油そば東京油組綜本店」への支出を計上。
領収書(写真(B))の金額は、油そば1人前に「スペシャルトッピングA(ねぎゴマに半熟たまご)」を
追加した料金(増税前)と一致する。
同年分の5月11日の領収書(写真(C))はもっとフザけている。
蕎麦居酒屋「土風炉 西新宿一丁目店」が〈1名〉に〈ピリ辛野菜と蒸し鶏そば850円 大盛200円〉を
午後1時57分に提供したと記されている。
晋和会の主たる事務所の所在地は議員会館内だ。
場所から考えて来客用ではないだろうし、そもそも両店とも出前は行っていない。
スタッフ1人が外出先で平らげた昼飯代を「事務所費」に充てたとみるのが妥当だ。
不可解な領収書はそれだけじゃない。1人前のコンビニ弁当やヨーグルト1個、
議員会館内の「タリーズ」で1人前のパスタとデザートアイス……
と一般企業では絶対に経費として認められない出費が、事務所費としてゾロゾロと処理されている。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156515/2