爆弾予告メール:60歳高校教諭を逮捕 茨城県警 毎日新聞 2014年07月15日 20時35分
茨城県立日立第一高校(日立市)に爆弾を仕掛けるなどと、うそのメールを送ったとして、
県警捜査1課などは15日、県立高萩高校(高萩市)教諭、臼庭(うすば)良之容疑者(60)=
北茨城市磯原町磯原4=を威力業務妨害容疑で逮捕した。
「日立一高に恨みがあった」などと供述し、容疑を認めているという。
容疑は1日午前7時10分ごろ、日立一高を名指しして「閉校に追い込んでやる」「爆弾仕掛けてやる。
7月1日12時に」などと書いたメールを県教委に送り、授業を妨害したとしている。
同高は、敷地内にある付属中学も合わせた全校生徒ら計約950人を約30分間、校庭に避難させ、
県警が捜索したが、爆発物は見つからなかった。
県警がメールのIPアドレスを調べた結果、臼庭容疑者の関与が浮上した。
臼庭容疑者は今年3月に定年退職し、4月から高萩高に再任用され、情報教科を担当。
日立一高での勤務経験はなかった。
他にも、特定の教職員や県教委を中傷するメールを十数回送った疑いがあり、県警は詳しい動機を調べる。【土江洋範、玉腰美那子】
http://mainichi.jp/select/news/20140716k0000m040067000c.html