安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に基づく今後の法整備について、武力攻撃に至らない侵害、いわゆるグレーゾーンへの対応から集団的自衛権に関わるものまで、一括して行いたいとして、新たに担当大臣を設ける考えを示しました。
この中で安倍総理大臣は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定について、「目的はただ1つで、国民の命を守り、平和な暮らしを守るために現行の憲法の下で万全の備えを作っていくためのものだ。
今回の閣議決定が、そのためにいかに有効で意義のあるものか、しっかりと丁寧に説明していきたい」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、閣議決定に基づく今後の法整備について、「武力攻撃に至らない侵害、いわゆるグレーゾーンへの対応から集団的自衛権に関わるものまで、幅広い法整備を一括して行っていきたい。
大きな改正になるので担当大臣を置きたい」と述べ、新たに担当大臣を設ける考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140706/t10015781481000.html