弾道ミサイル爆発、打ち上げに失敗・・・中国で異例の映像公開
http://youtu.be/NI7p3fjvlZI?t=57s http://image.searchina.net/nwscn/8/2/7/1536827.jpg 中国で、中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が6月末に放送した「軍工記憶」中で、中国が弾道ミサイル「巨浪1」の開発の過程で、打ち上げに失敗して
同ミサイルが爆発する映像を用いたことが注目されている。異例の公開であり、弾道ミサイルの打ち上げ失敗の映像が公開されたのは初めてという。
中国軍は、他国と比べても「秘密主義」の色彩が濃厚だ。たとえば6月14日に弾薬庫の爆発が発生した際にも、湖南省衡陽の某・軍弾薬庫と発表した。
実際には一般人が携帯電話で撮影した画像などもインターネットに投稿されるなどで、基地の詳細所在地を公開しても、機密保持には関係しないと思われるが、
軍関連の情報発表では「某基地」、「某所」など、「某」の文字が多用される。 「巨浪1」の開発は1970−80年代で、もはや退役した弾道ミサイルだが、
それでも映像、しかも「失敗・爆発」の映像を公開するのは異例だ。 番組「軍工記憶」では、その他にも通常は公開されない映像が多用されたという。
軍、あるいは共産党上層部の意図は不明。軍最高幹部の腐敗問題が発生していることなどから、国民の軍に対する親近感を高めようとした可能性もある。
「巨浪1」は夏級原子力潜水艦に搭載された中距離弾道ミサイル。第二次世界大戦中に広島に投下された原爆の12−18倍程度の威力である200−300キロトンの
核弾頭を装着できたとの見方がある。 中央電視台の「軍工記憶」は1982年10月7日の水中からの打ち上げ実験の記録映像を放送した(写真)。
「巨浪1」は水上に出てから不安定になり爆発。自爆させたという。 同映像は新華網、中新網など中国の各ニュースサイトが転載するなど、大きく注目された。
http://news.searchina.net/id/1536827 いらい5