スレタイ
インフレがヤバイ…。預貯金が目減りする一方なんだけど、どう資産運用すればいいの?
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資産運用でインフレリスクを回避できるか?
2014年5月分の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、総務省6月27日公表)は、前年同月比で3.4%上昇しました。
4月分の3.2%上昇から伸び率が加速し、1982年(3.5%)以来の伸びとなりました。
今年4月からの消費増税が価格に反映された結果ともいえますが、
日銀の試算によると消費増税が消費者物価に与える影響は1.7〜2.0%なので、その分を差し引いても1.4〜1.7%程度の上昇ということになります。
現在アベノミクスの下、安定したインフレ目標を2%と定め、日銀による金融市場調節が行われています。
日銀が4月30日に公表した「経済・物価情勢の展望(2014年4月)」によると、
「消費者物価の前年比(消費税率引き上げの直接的な影響を除くベース)はしばらくの間1%台前半で推移した後、
本年度後半から再び上昇傾向をたどり、見通し期間の中盤頃に2%程度に達する可能性が高い。
その後次第に、これを安定的に持続する成長経路へと移行していくとみられる」という基本的見解を示しています。
今後大きな政策転換がない限り、インフレ目標2%は実現でしょう。
■インフレと資産運用〜預金か株か?
このような背景もあって、さまざまなところで、インフレと資産運用に関する話題を見かけるようになりました。
世間の風潮をまとめると、「預金金利は低いのでインフレに負けてしまう」「インフレだとお金の価値が下がるので、資産運用は必要」などでしょうか。
これらが正しいか、順に考えてみましょう。
(続き)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20140702/405541/