http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140621-00000321-sph-spo ◆バレーボール男子 ワールドリーグ京都大会第1日(21日、京都市島津アリーナ京都)
1次リーグD組で世界ランキング17位の日本は同16位のフランスに0―3で敗れ、同組最下位が決定した。
すでに1次リーグ敗退が決まっており、開幕から9連敗で勝ち点は1のまま。22日も同会場で、勝ち点23で首位をキープしたフランスと対戦する。
目を覆いたくなるような試合だった。日本はスパイクは37得点で相手を5得点下回っただけだが、サーブミスで計16失点。
わずか1時間13分のストレート負けに、今大会から指揮を執る南部正司監督(46)は「いかにサーブが大事か、強い印象を受けた」と嘆いた。
寝不足の相手に自滅した。フランスのティリ監督と全選手は、サッカーW杯のフランス―スイス戦を観戦するため、20日午後9時30分に就寝し、
試合開始に備え同2時に起床。睡眠4時間半だった。「疲れてはいた」と指揮官が明かすように、トニウッティ主将は会見で、ぐったりしていた。
同組の世界7位・アルゼンチン、同10位・ドイツを含むサッカー強豪国に打ちのめされ、9試合で4セットしか取れていない。
「サーブレシーブを世界レベルに上げていかないと」。遠い勝利に新監督は苦しんでいる。(伊井 亮一)
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