近事片々:「心にクイは打たれない」
アメリカとイランの接近機運。ともに天をいただかず、の宿敵同士のはずが……。
目的は手段を正当化する、という冷徹な国際政治力学の一端か、いや、「超大国」の衰えか。
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「土地にクイは打たれても、心にクイは打たれない」。こんな言葉を残した基地拡張反対闘争の「砂川事件」。
半世紀余を超え、元被告ら再審請求に立つ。世に浮き立つ安全保障論議に、一徹のくさびを打ち込むか。
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心のゴールネットを揺らせたか。W杯。言葉はいらない。黙々とゴミ回収をする日本人サポーターたちの光景が、ネットで世界をめぐり。
http://mainichi.jp/opinion/news/20140618k0000e070244000c.html