>>1 「どうして、こんなことするの!?」
りんこは力いっぱい叫んだ。
りんこの目の前には、桃色の衣装に身を包んだ茶髪ポニーテールの魔法少女が立っていた。
そして、彼女の傍らにはかつて朝岡みなみだった肉の塊が・・・
「私は、あかり。人間を’教育’するために降り立った」
「なにを言っているの!?」
「人間は、汚い・・・」
あかりと名乗った魔法少女はりんこに指を差し、呪文を唱える。
「てぃんくるてぃんくる・・・」
そして、あかりの指先に光がともる。
対抗手段を持ち合わせていないりんこは、もうダメかと思い目を伏せる。
そして、宝ヶ関市に爆音が響いた。