太陽電池を動力として飛ぶ飛行機「Solar Impulse 2」、処女飛行に成功
ストーリー by hylom 2014年06月06日 16時45分
太陽さえ出ていればずっと飛べるのだろうか 部門より
danceman 曰く、
、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で開発が進められている、
太陽電池を動力とする飛行機「Solar Impulse 2」が、処女飛行に成功した。
中央ヨーロッパ標準時間の6月2日午前5時36分に離陸し、2時間17分飛行したとのこと(Gizmag、Slashdot)。
ボーイング747よりも15%ほど大きいという翼長72メートルの翼は17,200個の太陽電池で覆われており、
飛行機全体の重量は2.3トン。
今回の飛行では最大高度1,670メートル、
最大対地速度は時速55.6キロメートルを達成したという。
機体の操縦はドイツ人のMarkus Scherdel氏が務めている。
動画では、離陸時はゆっくり走行しながらも、
機体がすぐに地面を離れていることがうかがえる。
また、機体中央から出た車輪がシングルであることから、
翼の両端を持ってバランスを支える係が2人おり、
機体が安定して離陸するまで機体と一緒に走っている。
また着陸時にも、自転車に乗った係の2人が翼を支えるために、
機体と速度を合わせて停止位置まで走っている。
プロジェクトチームの次の目標は世界一周だという。
http://hardware.slashdot.jp/story/14/06/06/0730253/