>>157 インペリアルタバコグループは2008年、SEITAを買収した後、 カルクフー工場ですでに1000個の雇用を削減し、労働時間を延ばしてきた。
またこの6か月間にヨーロッパ市場での販売不振、強化された禁煙政策と密輸販売の増加を理由に賃金を削減してきた。
しかしSEITA労働組合はSEITAが生産したタバコの60%は中東に輸出され、 会社は昨年10億ユーロの収益をあげたという理由で、
会社の職場閉鎖の方針は正当ではないという立場だ。
そのため労働者たちは、インペリアルタバコグループがSEITAを買収した後、 利益増大にだけに血眼になり労働者を犠牲にしているとし、
使用者側に雇用の保全など地域経済と社会発展のための企業になれと要求している。
フランスでは1月にもアミアン北部でタイヤを生産する米国系企業のグッドイヤーフランスの労働者たちが2人の経営陣を人質にとって
工場の再稼働または補償を要求するボスナッピングデモを行った。 ボスナッピングは「ボス(boss)」と「キドナッピング(kidnapping)」
の合成語で、 2009年から広がったフランス労働者たちの経営陣拉致デモを示す新造語だ。 その後、ボスナッピングはヨーロッパに広がり、
職場閉鎖や解雇に対する労働組合の有力な争議戦略の一環と見られている。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1401693795469Staff