STAP問題で理研「笹井ビル」計画頓挫の危機

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理研「笹井ビル」計画頓挫の危機 STAP問題で

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理研の「融合連携イノベーション推進棟」完成予想図=理研提供
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 STAP(スタップ)細胞の論文問題で、理化学研究所がこの春神戸市に着工したビル計画が揺れている。
計画を主導してきた理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の笹井芳樹・副センター長(52)は、小保方(おぼかた)晴子・ユニットリーダー(30)とともに論文を執筆。
処分されれば、計画がつまずきかねないからだ。関係者は気をもんでいる。

 渦中のビルは、神戸市中央区のポートアイランドに建設中の「融合連携イノベーション推進棟」。
近くにはCDBやスーパーコンピューター「京」など、理研の主要施設が集まる。

 再生医療などの基礎研究を実用化に結びつけようと、ビルの研究室には理研の研究者が製薬企業、医療機器メーカーなどとチームを組んで入る予定。
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った目や毛髪、歯などの再生、スパコンを使った薬の開発などを計画している。

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