TDK、SLC NANDフラッシュを採用したM.2フォームファクタのSSD
[2014/05/11]
TDKは8日、M.2スロットおよびSLC NANDフラッシュに対応可能なSSD「SNG4A」シリーズを発表した。
64GBまでの容量ラインナップが可能としており、8月より発売する。
SNG4Aシリーズ
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/11/019/images/002l.jpg 産業用途向けのSSDで、TDKは産業用マザーボードでもより小型のM.2採用が促進されると見込む。
SNG4Aシリーズは長期使用と信頼性を重視し、書き換え寿命が長いSLC NANDフラッシュを搭載可能としつつ、
自社開発のコントローラ「TDK GBDriver RS4」を用いて2通りのKey ID(Key BとKey M)に対応させた。
また、高い信頼性を保つためにDRAMキャッシュをあえて省きながら、最大でリード215MB/秒、ライト95MB/秒の
高速性能を実現している(SLC NANDフラッシュで4チャンネル接続の場合)。
インタフェースはSerial ATA Revision 2.6 Specification準拠のSATA Gen.1(1.5Gbps) / Gen.2(3.0Gbps)で、
NCQ、Trim、S.M.A.R.T.をサポートしている。
そのほか、全領域の書き換え回数をカウントして均一化するスタティック・ウェアレベリング、
Enhanced ECC(標準で71bit/1KByte、最大で71bit/512Byte)、ECCエラー時に読み出し電位を変更するリードリトライ、
同一データの連続を避けてビットエラーを発生しにくくするデータランダマイザ、オートリカバリによるエラー修復、
AES 128bit暗号化など、高度な機能を備える。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/11/019/