すき家 時給大幅アップで人員不足のピンチを解消へ! しかし人件費の圧迫という諸刃の剣

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時給1300円スタートも

ホームページでは、相変わらずアルバイトを募集している。
興味津々で都内店を見ると、900円台後半がちらほらあるものの、

1000円や1100円スタートは当たり前、ちょっと特殊な場所では、
1200円(ウィラ大井店、品川区の大井競馬場向かいの大型商業店舗)、
1300円(ワンザ有明店、江東区の国際展示場近くの大型商業店舗)もある。
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「こっちの深夜時給より高いじゃないか!」と感じる地方の人も多そうだ。
もちろんこうした時給設定は人件費増となって収益を圧迫する。
もっとも人が集まらなければ、収益どころか売り上げすらもままならない。

同業他社を引き合いに出すと、同じ牛丼チェーンの吉野家では、
2003年頃にアメリカ産牛肉の輸入中止が原因で牛丼が販売中止となり、
前年比売上が60%台や70%台になった。
しかし牛丼以外のメニューを展開して悪化を防ぎ、
牛肉の輸入が解禁となって以降は着実に売り上げを戻してきた。
また先んじて展開した鍋メニューが好調のまま推移しているのは周知の通りだ。

ゼンショーでは、毎年5月上旬に決算発表が行われ、
6月下旬には株主総会が開かれる。
そこで同社からどんな発表があるか、興味を持って見守りたい。
http://irorio.jp/agatasei/20140502/132048/