福岡県筑後市で発覚した連続失踪事件が、地元を混乱させている。
同事件ではリサイクルショップを営む中尾伸也(47)・知佐(45)夫妻が窃盗容疑で逮捕され、周辺に多数の行方不明者が
いることが報じられた。
だが、掘り返された店と自宅の庭からは痕跡が見つからず、夫婦の浮き沈みの激しい経歴と金満ぶりが注目されだして
いるのだ。
地元紙記者がこう語る。
「ユンボを使った捜索では物証が見つからず、地元では夫婦の生活ぶりが注目されているのです。
もともと伸也容疑者は、行商を営んでいたが、喫茶店やポーカーゲーム屋経営などで失敗。
'99年に自己破産したにもかかわらず、'03年にリサイクルショップを立ち上げ、不可解な金満生活を送っていた。
そこに、捜査を進展させるヒントが隠されているとみられているのです」
ちなみに、こうした容疑者夫妻の金満ぶりは近所でも有名で、以前から注目を集めていたという。
地元住民がこう話す。
「あの夫婦は豪邸に住んで高級国産車を乗り回し、韓国にも旅行していた。また、6〜7人の従業員を住み込みで働かせ、
月々約10万円の店の借地料も遅れることなく支払っていたそうです。ただ、一方で『店に迷惑をかけた』と従業員らを罵
倒してサラ金から借金させ、金を取っていたとの噂も飛び交っていたのです」
また、伸也容疑者らは'07年に知人に2000万円の借金をしたが、
「月額50万円ずつ返済し、'10年には完済した」(前出・地元紙記者)
ともいわれているのだ。もっとも、こうした豪快な性格は、当然ながら伸也容疑者だけではなかったようだ。
週刊実話[2014年04月27日 16時00分]
http://wjn.jp/article/detail/4676406/ >>1つづき
「実は、知佐容疑者は従業員の間でも“女帝”とみられていた。中森明菜似の美人だった同容疑者は、一説には中洲の
クラブホステスだったとも伝えられるが、数万円もする出前の寿司を取って宴会したり、かなりの浪費家だったとの話
がある。店では従業員らに『女将さん』と呼ばせるほどの姉御肌だったというが、捜査関係者はこの点にも注目している
のです」(同)
事件の解明はいつなのか。