大阪薬科大で論文不正 教授を停職、公表せず
2014/04/14 12:56 【共同通信】
大阪薬科大(大阪府高槻市)が昨年6月、欧州の科学誌に発表した論文に不正が見つかったとして、
男性教授を停職20日の懲戒処分にしていたことが14日までに分かった。大学は処分の事実を公表していなかった。
大学によると、教授は論文内のラットについて、記載とは異なる安価な種類を使用していた。
研究結果に影響はないという。大学は「同じ論文で他にも不正の指摘があり、
現在進めている全ての調査が終わってから公表するつもりだった」としている。
08年11月から複数回にわたり不正の申し立てがあった。教授は「間違いは認めるが、故意ではない」と話し、
科学誌に訂正を申請したという。
http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014041401001410.html