東北大学文学部 日本思想史研究室は ただの研究室ではない
http://sokanomori.exblog.jp/17180924/ <東北大学大学院教授 佐藤弘夫氏>
創価学会が日蓮正宗を庇護する在家団体の立場である続ければ、現在のような192ヵ国・地域に及ぶ世界的な広がりはなかったと思う。
創価学会は、日蓮正宗と袂を分かつことで今日の発展があったといえる。宗門から創価学会を破門したという形だが、宗門と離れる意義は大きく、結果として良かったのではないか。
教団というものを考えるとき、懸念しなければならないは、保守化していくということ。それが権威主義につながる。既成教団のように人を束縛させる方向でなく、心が輝く人を陸続と輩出し、それを支える組織でなくてはなならない。
創価学会がやろうとしていることは、一人が変わることで、やがては社会を変えていく取り組みだ。それを実践する創価学会員の一人ひとりが、さらに社会貢献することに期待したい。