従軍慰安婦の紙芝居、撤去の請願を不採択 千葉・松戸市教委
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140410/chb14041021580004-n1.htm 千葉県松戸市教育委員会(関英昭委員長)は10日、定例会を開き、
子供向け紙芝居「従軍慰安婦スボクさんの決意」を市立図書館から撤去するよう求める市内の女性(61)からの請願を不採択とした。
紙芝居は原爆やユダヤ人迫害など5点セットの戦争関連紙芝居の1つ。
平成7年に購入された1セットが本館(同市松戸)に置かれている。
女性は、日本兵による性描写などに問題があると主張。
(1)元従軍慰安婦の証言だとする内容と表現が幼児にふさわしくない
(2)「日本軍から慰安婦にされた」という検証されていない内容を事実としている−として、3月17日に請願を出していた。
委員会では
(1)14回の貸し出し実績がある
(2)図書の選定は図書館の役割
(3)読み聞かせする大人に貸し出されており、幼児が館内で見る機会は極めて少ない−
として、評決参加の5委員全員が請願の不採択に賛成した。
委員の1人は討論の中で「多様な図書を置くことは、違う意見を知るきっかけにもなる」とした。
評決に対し女性は「内容についての検討なしに不採択とされ、怒りさえ感じる」と話した。