日本共産党の小池晃副委員長は3月31日夜、文化放送のラジオ番組「田村淳のNews CLUB(ニュースクラブ)」に出演、
お笑いタレント「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんと原発や消費税増税の問題で対談しました。
番組は24日放送の続編です。
小池氏は、「即時原発ゼロ」こそ一番現実的な道だと指摘。
「政府はよく『子や孫の世代にツケを残すな』といって消費税は増税するくせに、何で(原発稼働で出る)使用済み核燃料のツケを
将来に残すのかと思いますね」との小池氏の話に、田村さんは「他の党は『脱原発』と曖昧な手法を使う。共産党は『即ゼロ!』。ここの違いは?」と質問しました。
小池氏は「問題は原発再稼働が分かれ目」と指摘。「自民党がいう『原発依存から抜け出す』というのは、結局原発を使い続けるということ。
それで原発を再稼働するわけです。いま原発が稼働していなくても電気は足りている。再稼働して『核のゴミ』をつくることはやるべきではありません。
その道が『即時ゼロ』です」と語りました。田村さんは「きちんとした意見がないと『即ゼロ』は言えないって思いました」。
消費税増税について小池氏は「所得が低い人に一番重くのしかかる最も不公平な税金。上げるべきでない」と批判。
消費税増税が決まったとたんに、リニア新幹線計画など不要不急の公共事業が加速していると指摘しました。
選挙や政策問題をめぐる他党との協力関係でも「軸がしっかりしているから筋も通せるし、柔軟な対応ができます」と小池氏。
田村さんは、対談を通じて「すごく共産党の政策が伝わりました」と語りました。
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