流鉄に“カップル優先席” 流山市の企画「恋届」に協力 全5車両に別々の装飾
流山と松戸市内を走るローカル線・流鉄の全5車両に31日、カップルが楽しめる特別シート「恋とどけシート」が設置された。
各車両の2人掛けスペースの一角に、5月30日までの期間限定で装飾を施した。
流山市が2月から始め大反響を呼んでいる企画「恋届」プロモーションに流鉄が協力した形だ。
恋届は、流山各所で撮影された片思いを描いた青春映画「百瀬、こっちを向いて。」(5月10日公開)のPRの一環。
専用の用紙に「告白予定日」「相手に伝えたい・聞きたいこと」など記入してもらう、市役所発のユニークな恋愛応援企画。
開始から約1カ月で受け付け数4千件を超える大きな反響を呼んでいる。
同映画には流鉄の車両や駅もロケーションとして使われている。設置された恋とどけシートは5車両に別々の装飾を施した。
例えば「流馬(りゅうま)」は教室の黒板や制服のデザインで飾り、「あかぎ」は恋届の用紙を連想させるピンク色の装飾をふんだんに取り入れた。
他に青空や花びらなどを強調したシートもある。
流鉄鉄道部次長の北原幸治さんは「流鉄に乗って、映画で撮影された流山のロケ地を巡ってほしいです」と話している。
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