現在の警察でも取り調べマニュアルに「頑強に否定する被疑者を、もしかしたらシロではないかと疑ってはならない」と決まってるんだよ。
つまり、被疑者は絶対に真犯人だと思い込めというシステムになっている。
元刑事が書いた本にもこうある。
> 「取調室は、刑事にとって『戦いの場』だ。わたしは取り調べで、あらゆるテクニックを
> 駆使してきたが、それは、被疑者は落として当たり前であり、落とせなかったら恥だと
> 思って仕事をしてきたからだ。『否認した被疑者は必ず落とす』、それが刑事の役割で
> あり、戦いなのだ」(P251)。
>
> 「さまざまな犯罪者を逮捕し、『落とし』てきた。わたしにかかれば『落ち』ない
> 被疑者はいなかったと言っても過言ではないだろう」(P261)。
(第4章「嘘つきが得をする社会であってはならない」)
現場刑事の掟 (文庫ぎんが堂) [文庫]
小川 泰平 (著)
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