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週刊文春「ユニクロのサービス残業が酷い」ユニクロ「名誉毀損だ」裁判長「これは真実だ」

文芸春秋発行の単行本や週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、ユニクロを展開するファーストリテイリングなどが、文芸春秋に計2億2千万円の賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が26日、東京高裁であった。
井上繁規(しげき)裁判長は、昨年10月の一審・東京地裁判決に続いて「記事は真実か、真実と信じた相当の理由がある」と判断し、請求を退けた。
問題となったのは、2010年4月発行の週刊文春の「ユニクロ中国『秘密工場』に潜入した!」と題する記事と、11年3月出版の単行本「ユニクロ帝国の光と影」。
いずれもジャーナリストの横田増生氏が執筆し、ユニクロの中国工場で長時間残業が常態化▽国内店舗でサービス残業が横行――などと指摘している。
ファーストリテイリングは「今後の対応は、諸事情を鑑みて慎重に検討し、決定いたします」とのコメントを出した。
http://www.asahi.com/articles/ASG3V5746G3VUTIL02N.html