田原総一朗、竹中平蔵、オリックス宮内らが政府の政策を監視する万年野党を結成←竹中()
「政府の政策」や、「国会での議員の活動」などを監視する存在として、今年1月に、特定非営利活動法人「万年野党」(以下、「万年野党」)を立ち上げた。
会長は、ジャーナリストの田原総一朗氏、理事長は宮内義彦氏(オリックス会長)。
アドバイザリーボードには竹中平蔵氏(慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長)、橋洋一氏(嘉悦大学教授)、
理事には、岸博幸氏(慶應義塾大学教授)、磯山友幸氏(経済ジャーナリスト)、
原英史氏(株式会社政策工房代表取締役社長)などといったメンバーで、政策提言と政策監視などを行う。
今日からはじまったこの連載では、「万年野党」が仕掛けている、政府の政策への監視、対案となる政策の提言はもちろん、国会議員の評価、さらには、こうした
「政策監視」や「政策提言」、「国会議員の評価」にみなさんにも加わってもらうためのインフラなどについても、提案していければと思っている。
日本に政策監視ができる存在を「政策監視NPO」というコンセプトで「万年野党」を設立した背景には、「政府の監視」機能が、現在の我が国では十分に果たされていないという事がある。
本来、こうした役割は、野党やマスコミが果たすべきなのだが、残念ながらいずれも十分に機能しているとはいえない。
その結果、政府が自己増殖し、民間への過剰な介入や規制を行ない、活力ある経済社会の実現が阻まれるといった問題が生じている。
こうした状況を打開するため、本来野党やマスコミが果たすべき監視機能を補完する、いわば「国会外の野党」ともいうべき存在を創ろうというのが、「万年野党」の意図するところである。
万年野党の具体的な活動は、大きく2つ挙げられる。1つが「政策の監視と対案の提示」、そしてもう1つが「国会議員の評価」である。
まず、「政策の監視と対案の提示」については、抽象的な監視や提言ではなく、具体的な政策分野ごとに、専門家とともに政府の政策活動の分析・検証などといった監視のほか、これまでも緊急提言など対案提示を行なってきた。
全文ソース
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38679