捜査書類を自宅に隠したなどとして千葉県警監察官室は14日、
浦安署の男性巡査部長(47)を停職1か月の懲戒処分とした。
10日に公文書毀棄(きき)などの容疑で千葉地検に書類送検しており、巡査部長は14日、依願退職した。
発表によると、巡査部長は2009年11月〜11年11月、事件の鑑識資料や拾得物の発見に関する書類などを
自宅や署のロッカーに隠すなどしたほか、13年5月頃、受理した被害届の内容を訂正する際に自身の指印や、
被害者と同名義の印鑑を買って使用した有印私文書偽造・同行使の疑い。
これも含めて05年10月〜13年5月頃、捜査書類100点を自宅や署に隠したり、
被害届3点を偽造したりしたことも判明。資料の隠匿などにより、捜査に影響がでる事案はないという。
調べに対し、「仕事が遅れると同僚に軽蔑され、上司から叱られるので書類を隠すなどした」と話したという。
(2014年3月16日09時16分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140315-OYT1T00379.htm