米議会でダライ・ラマ説法、中国外務省「強烈な不満」
アメリカを訪問中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世がアメリカ議会で説法を行ったことに対
し、中国外務省は、強烈な不満を示すとともに、中国への内政干渉を止めるよう求めました。
アメリカを訪問しているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は、6日、アメリカ議会の上院で
説法を行いました。これに対し、中国外務省は、7日、「アメリカ議会の指導者や議員がダライと会うこと
に強烈な不満と断固たる反対を表す」とコメントしました。さらに、アメリカに対し厳正な申し入れを行っ
ているとしたうえで、中国に対する内政干渉を止めるよう主張しました。
「チベットは神聖なる中国領で、分離できない一部分だ。チベットの問題は全く中国の内政問題だ」(中
国外務省 秦剛報道局長)
ダライ・ラマ14世は、先月にもホワイトハウスでオバマ大統領と会談を行っていましたが、その際も中
国が猛烈に反発していました。(07日18:59)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2143874.html