Red Hatなどの主要Linuxディストリビューションに使われているオープンソースのSSL/TLSライブラリ「GnuTLS」に脆弱性が見つかった。 通信に割り込む「中間者攻撃」に使われる恐れがあることから、米US-CERTは3月5日にセキュリティ情報を出し、脆弱性解決のためのアップデートを適用するよう呼び掛けている。
この脆弱性は、Red HatでGnuTLSの監査中に見つかったといい、同社も「Red Hat Enterprise Linux 6」向けにGnuTLSの脆弱性を修正するアップデート版のパッケージを公開した。 GnuTLSはほかにもDebianやUbuntuなどのLinuxディストリビューションにも使われている。