居酒屋「笑笑」の請求退ける特許庁、任天堂の「わらわら」商標使用OK
居酒屋チェーン「笑笑」を運営するモンテローザが、任天堂がゲーム機で使う「わらわら広場」などの商標登録の取り消しを求めた審判で
特許庁は「消費者が商標を混同する恐れはない」として、任天堂が商標を引き続き使える決定を下した。
特許庁は飲食業界とゲーム業界は提供する商品やサービスが異なり、関連性が低いと判断。
「任天堂に不正の利益を得ようとする意図があったとはいえない」と指摘した。
モンテローザは昨年、任天堂の「わらわら広場」や「WaraWara」など計4件の商標登録の取り消しを求めた。
モンテローザは「WARAWARA」なども商標登録している。モンテローザは「特許庁の判断を精査して対応を検討する」とコメント。
任天堂は「適正な判断を下していただいた」と話している。
「わらわら広場」は、任天堂の据え置き型ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」を起動すると現れる画面の名称。
利用者の分身となるキャラクターが集まり、ゲームの感想などが表示される。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140222/rls14022209190000-n1.htm