【農業】13年度麦作共例会大臣賞に学ぶ「効率の良い麦の栽培方法」

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JA全中と全国米麦改良協会が主催する2013年度全国麦作共励会の中央表彰式が2月19日、東京都内で開かれる。
農水大臣賞を受賞した農家、集団の2部門の取り組みを紹介する。

■適期作業で安定生産 工程効率化しコスト削減
愛知県西尾市の小野田裕二さん(44)は、小麦の栽培で適期に作業できる体系を構築した。
まき遅れや刈り遅れを防ぎ、安定生産につなげている。
各作業の効率化で、13年産の10アール当たりの作業時間は1・7時間と、県平均の4割程度の省力化を実現した。

1998年の就農から徐々に水田農業の規模を拡大してきた。
13年は水稲、小麦、大豆を合わせ約160ヘクタールを栽培。
夫妻と従業員2人の計4人の労力でこなす。

■3品種作期分散
小麦は52ヘクタールで、3品種を栽培して作期を分散する。
播種(はしゅ)の順番に(1)11月中旬の「きぬあかり」が11.8ヘクタール(2)11月下旬〜12月上旬の「イワイノダイチ」
が34.5ヘクタール(3)12月中旬の「農林61号」が6ヘクタール――という構成だ。

栽培で特に気を使う適期作業により、高収量、高品質を実現する。
13年産では10アール収量が県平均より5割多い605キロと、600キロ台に達した。
1等比率は93.9%と県平均を9.7ポイント上回る高成績だった。
作付け構成を見直し、県育成の高収量品種「きぬあかり」を12年産から6倍にしたことも平均収量を押し上げた。

「小麦の適期の播種と収穫につなげるため、効率化を追求してきた」と小野田さん。
特に播種は大豆収穫と重なるため、円滑な作業を心掛ける。

日本農業新聞(2014/1/29)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=25705
http://image.agrinews.co.jp/uploads/fckeditor/2014/01/29/uid000354_2014012911491135304a21.jpg
>>2につづく』
2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/02/26(水) 14:40:39.31 ID:+YdoFXFH0 BE:908559825-2BP(1300)

>>1つづき

播種前の土壌改良材散布では、炭酸苦土石灰を10アール100キロまく。
大豆収穫の前に済ませるため、府県では珍しい一度に800キロ分を搭載できるクレーン式のブロードキャスターを導入した。

また、播種の前に圃場(ほじょう)を乾きやすくする工夫をする。
ディスクで表面を30センチ間隔で深さ20センチに切ると同時に、弾丸暗きょを深さ30センチに設置。
表面排水と地下排水を促し、降雨直後でも翌日に播種ができる。

播種作業では、135馬力の大型トラクターで逆転耕と播種、施肥の3工程を同時に行う。
大豆の収穫が始まる12月までは2人1組の2チームで効率良く播種する。

この播種法は抑草効果もある。
耕うんが播種時の逆転耕だけなので、地表の雑草種子が拡散せず土中に埋没するからだ。
「10年近く除草剤をまかずに栽培してきた」と、除草剤のコストと散布作業に掛かる労働費の削減につなげている。

他の栽培管理もきめ細かく対応する。
追肥は窒素とカリを(1)1月下旬〜2月上旬(2)2月下旬〜3月上旬――の2回施す。
その後、生育不良や葉色が淡い圃場は、部分的に窒素単肥で生育を促す。

■赤かび対策に力
防除では除草の経費が掛からない分、赤かび病対策を手厚くする。
13年は無人ヘリコプターによる防除を5月中旬に2回行った。

収穫は自脱型コンバインと汎用(はんよう)コンバインを使い、2チームで適期刈りに努める。

小野田さんが所属するJA西三河農作業受託部会の麦作のレベルは高く、13年は49人で1250ヘクタールを栽培。
10アール収量は488キロと県平均の1.2倍だった。
小野田さんは「部会員同士で日々競争している。今後も経営を改善していきたい」と意気込む。
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