「岸壁に立たせて押した」 嘱託殺人容疑で妻らを逮捕
朝日新聞デジタル 2月14日(金)1時36分配信
神奈川県警は14日未明、神奈川県座間市座間1丁目、無職酒巻真実(48)と
川崎市麻生区黒川、トラック運転手清水昭(62)の両容疑者を嘱託殺人の疑いで逮捕したと発表した。
清水容疑者は容疑を認めているが、酒巻容疑者は「見ていただけ」と話し、否認しているという。
県警によると、2人の逮捕容疑は昨年11月10日午前1時ごろ、同県真鶴町の漁港で、酒巻容疑者の夫で、
塗装業の和夫さん(当時61)の依頼を受け、和夫さんを海に突き落とし、水死させたというもの。
和夫さんの遺体からは睡眠薬の成分が検出された。
酒巻容疑者は「娘と3人で釣りに来た。夫が戻って来ないので探したら、遺体を見つけた」と119番通報していた。
清水容疑者は酒巻夫妻の知人。調べに対し、「金が回らないので、(和夫さんが)死にたいと言っていた。
岸壁に立たせて後ろから押した」と話しているという。和夫さんは自ら4社に計1億円の生命保険金をかけていた。
受取人は酒巻容疑者で、請求したが全額未払いだった。
朝日新聞社
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