アメリカのケリー国務長官が来月中韓へ、訪日打診には「時間ない」 ← どうすんのこれ・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
今の日米関係って中朝関係にちょっと似てる。

中国にとっての北朝鮮は、イデオロギーの上でも共通項が多いし、過去に同盟して戦った
歴史もあるし、なにより地政学的にも絶対米韓には渡したくない場所にある。

そういう風に見ると中朝同盟は中国にとって非常に重要ではあるのだけど、それは
北朝鮮が中国の国益にある程度配慮してくれる、という条件が満たされればのこと。
いまの北みたいに、「どうせ中国があとで尻拭いをしてくれる」みたいに足元を見て、
中国の利害に配慮せずやりたい放題していると、中国にとっても中朝同盟の魅力は
薄れてくるわけだ。

現に今の中国政府が北朝鮮を同盟国として見ているかどうか、不安定な状態に
なっている。日米同盟がはっきりと死文化しなくても、こういう不安定化状態になる
だけで、日本の国益にとってどれだけダメージであることか。