番組で共演した一般女性Aさんに平手打ちをしたとして、Aさんから被害届を出されていることが判明したデヴィ夫人(73)。
番組は放送されたが、問題の場面はカットされたため、暴行の経緯は判然としなかったが、番組関係者らの証言で詳細がわかった。
“事件”は1月9日、TBSのバラエティー番組「奥様はモンスター2」の収録中に起こった。最初に登場したのはAさんの夫。「嫁にアイスを買いにいかされる」などと、鬼嫁ぶりを嘆いたという。
そして、Aさんがスタジオに現れる。夫を冷遇する理由を聞かれたAさんは「もう離婚したい」と激白。しかし夫は「好きだから別れたくない」と懇願した。ここまでは進行通りだったという。
「だんなさんはマジメそうで、奥さんは派手でかわいいタイプ。奥さんは六本木でホステスをしているとのことでした。結構気の強いタイプの女性に見えました」(番組関係者)
ここからデヴィ夫人が絡み始めたという。「あなたが働いているのはキャバクラ? それともクラブ? どっちなの?」とジャブ。
Aさんは、「クラブです。でも、デヴィさんだって一緒ですよね。私もデヴィさんみたいに玉の輿に乗りたいですよ」と、パンチを返した。
するとデヴィ夫人は、「私は玉の輿ではありませんから」と応戦。
Aさんも一歩も引かない。「でも『デヴィ夫人』としてお仕事されていますよね」
このあたりからデヴィ夫人がイラ立ち始めたという。「私は自分の力で仕事をしている」と強調するデヴィ夫人に対して、Aさんも「デヴィ夫人という名前でテレビに出ている」と譲らない。
デヴィ夫人が席を立とうとし、周囲がなだめる一幕もあったという。その後、お笑い芸人が場を和ませようとしても、デヴィ夫人の腹の虫はおさまらなかった。
「プロデューサーを呼んでちょうだい」とひとこと。そして、「あなたがこんなことを言わせているんでしょ」と詰問した。プロデューサーが「やらせてません」と言うと、堪忍袋の緒が切れたのか、
ツカツカとAさんに歩み寄り、平手打ちを3発見舞ったという。デヴィ夫人はそのまま立ち去り、スタジオは凍りついた――というのが真相のようだ。