社畜はつらいよ。   ( 仮面社畜のススメ [著]小玉歩 )

このエントリーをはてなブックマークに追加
1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です

仮面社畜のススメ [著]小玉歩

■謝るべきか、反論すべきか

 大佛次郎論壇賞に決まった今野晴貴『ブラック企業』(文春新書)を読んだ。たまたま若者を使い捨てにするヒドい企業があるというより、ブラック企業が社会の仕組みの一部になってしまっていることに慄然とする。

同じ著者の『ブラック企業ビジネス』(朝日新書)では、ブラック企業に極悪な手口を指南する弁護士や社労士などが告発されている。ヒドい、ヒドすぎる。
 ブラック企業に入ってしまったらどうするか。

選択肢は3つだ。逃げるか、戦うか、死ぬか。どれもめんどくさい。うんざりする。

 小玉歩『仮面社畜のススメ』は、こんな時代だから売れている本だ。著者の経歴がおもしろい。キヤノンの関連会社に勤め、優秀社員として表彰されるほどだったが解雇されてしまう。

その理由は、ネットを使った副業の収入が1億円を超えたからだそうだ。

 「仮面社畜」とは、社畜、つまり会社に飼い慣らされているふりをして、ワガママに生きるサラリーマンのことである。会社に都合よく使われるのではなく、会社を徹底的に利用する。

利用するといっても、会社の備品を盗むとか、経費の領収書にゼロを書き加えるといった非合法なことじゃない(まあ、それくらい残業代がわりに、やっちゃってもいいんじゃないかと、個人的には思うけど)。

 社畜から仮面社畜に変身するには、マインドを変えろと小玉歩はいう。それも「環境」「裏ワザ」「資源」の3つのマインドを。たとえば「社畜は、怒られたら、すぐに謝る。

仮面社畜は、冷静に反論する」とか、「社畜は、喫茶店やマンガ喫茶でサボる。仮面社畜は、家に帰る」とか。


 おもしろいアイデア、なるほどなと感心するアイデアもある。でも半分以上は、「デキるサラリーマン」を「仮面社畜」と言い換えただけだ。
ブラック企業というのは、こうした一人ひとりの従業員の創造性を潰して、使い捨てることで成り立っている。ブラック企業は仮面社畜を許さない。


仮面社畜のススメ [著]小玉歩 - 永江朗 - ベストセラー解読(週刊朝日) - コラム別に読む - 書評・コラムを読む - BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
http://book.asahi.com/reviews/column/2014012100001.html?iref=com_fbox_d2_01
2番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/23(木) 08:54:30.19 ID:S2zPql720
3番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/23(木) 08:58:50.29 ID:RfAPM4FFP
>>1
>選択肢は3つだ。逃げるか、戦うか、死ぬか。どれもめんどくさい。うんざりする。
北斗の拳のゲイラじゃあるまいし
逃げろよ
4番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/23(木) 09:02:50.97 ID:W02d1vOy0
社畜がつらいのは社畜が辞めないからだから自己責任
5番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/23(木) 09:03:23.00 ID:hS5t9fyW0
あのな、労基法を素直に守ってたら
今の日本の繁栄はなかったのよ。
高度経済成長期とか、誰も残業に文句なんて言わなかったし
率先して残業してた。
それが今はどうだ。
やれ残業代出ないだの労基法違反だのくだらない。
そういうこじつけの理由でさぼりたいだけで
働きたくないなら辞めていいんだよ。
普通に働いていたら欧米の企業には勝てないんだよ。
日本の企業がサビ残毎日やってやっと互角なくらいだ。
BRIcSとかに追い越されたくなかったら
労働基準法とか考えずに、一日24時間を
フルに仕事に当てるように自分でリズム作って
企業に利益をもたらすことだけを考えて生きろよ。
6番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/23(木) 09:04:29.55 ID:35kg8bjz0
オレ25年度まだ4日しか有給使って無いぞ
7番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
>>6
奇遇だな
俺ももう4日しか有給残ってない