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アルゼンチンで国債デフォルト懸念が再燃-停電頻発し略奪横行
1月23日(ブルームバーグ):アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの商業地区で
食料品店を営むドミンガ・カナサさんが神経をすり減らしているのは、
物価高騰や1週間にわたる停電、略奪行為の全てが重なったからだ。
カナサさん(37)は先月のうだるような暑さの日に、店の金属製シャッターを全開するのをためらい、
通行人にソーダを販売できる程度しか開けなかった。「怖かったからだ」とカナサさんは言う。
隣接するコルドバ州で、賃上げを求める警官のストライキで警備が手薄になった隙をみて略奪が始まり、ブエノスアイレスの郊外にも波及。
カナサさんの店の近隣でも動揺が広がった。
こうした無秩序な状況は2001年の950億ドル(現在のレートで約9兆8200億円)の
アルゼンチン国債デフォルト(債務不履行)後の暴動以来経験したことのない規模だとカナサさんは話す。
(続く)