【画像あり】天敵のアリに「仲間だと錯覚させる」体液を分泌するカエルが凄い
1 :
のこぎる ◆sssNoKo/Bo :
アリをだます、カエルの化学擬態
Mary Bates for National Geographic News
January 10, 2014
皮膚から化学物質を分泌して偽装することで、針を持つ攻撃的なアリの巣の中でも、この両生類は平穏に暮らすことができる。
アリをだます、カエルの化学擬態
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/frog-and-ants-600x450.jpg 身を守り、湿気を保つため、西アフリカのサバンナに住むウエストアフリカン・サバンナ・フロッグ(英名:West African savanna frog、学名:Phrynomantis microps)は一日を、さらには乾期の大半を地下の穴に隠れて過ごす。
とはいえ、たいていは孤独ではない。
このカエルはしばしば、非常にどう猛な種であるアフリカン・スティンク・アント(英名:African stink ant、学名Paltothyreus tarsatus)の地下の巣に入り込む。
このアリは通常、生活を乱されると攻撃的になり、強力なあごと毒針で侵入者に襲いかかる。
しかし、彼らはウエストアフリカン・サバンナ・フロッグが自分たちの巣の中でくつろいでいても気にしないようだ。
巣の中はこのカエルにとって、他の捕食者から身を隠し、西アフリカの長い乾期をやり過ごせる暖かさと湿気のある環境を得られる安全な場所なのだ。
アフリカン・スティンク・アントが捕食したり死骸を食べたりする獲物の中にはカエルも含まれることがあると考えると、両者の関係にはいっそう驚かされる。
このカエルは一体どうやってアリをだまし、攻撃されずにいるのだろうか。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140110004 >>2以降に続く
2 :
のこぎる ◆sssNoKo/Bo :2014/01/11(土) 18:15:24.50 ID:zG+Ls4cDi BE:1196150257-PLT(13097)
>>2の続き
◆秘密は皮膚に
ベナンで活動しているドイツとスイスの研究者は、その秘密はウエストアフリカン・サバンナ・フロッグの皮膚にあると考えている。
この仮説を確かめるため、研究チームはミールワーム(ゴミムシダマシの幼虫)とシロアリに、ウエストアフリカン・サバンナ・フロッグの皮膚分泌物を塗り、アフリカン・スティンク・アントの群れの中に入れた。
通常なら、アリは即座に噛みつく、刺すなどの攻撃を始める。ところがこの時、分泌物を塗られた昆虫に対し、アリは30秒から数分、攻撃を遅らせたのだ。
この驚くべき効果を生み出している、カエルの皮膚から出る化合物を特定しようと、研究チームは純水入りのビーカーにカエルを入れ、皮膚分泌を促すため静かに2分間振動させて、分泌された物質を採取した。
研究チームは、分泌物は特定の食物によるものではないことを突き止めた。むしろ、この物質は何を食べるかに関係なく分泌されている。
この点で、小さな有毒の昆虫を食べることで皮膚に毒性を持たせている他の有毒カエル(色鮮やかなヤドクガエルなど)やヒキガエルとは異なる。
化学的分析により、研究チームはカエルの皮膚に存在する活性成分を特定した。ペプチドと呼ばれる二つの化合物で、小さなタンパク質のようなものだ。この物質がアリをだまし、自分たちの仲間だと認識させているらしい。
◆“化学擬態”
アリは触角を使い、害をなす可能性のある侵入者と、同じ巣の仲間を識別している。触角は化学センサーとして作用する、非常に敏感な探知機だ。
しかし、ウエストアフリカン・サバンナ・フロッグの体表にあるペプチドによって、アリはこのカエルが同じ巣の住人か、少なくとも侵入者ではないと認識してしまうようだ。
このカエルに近付く際、アフリカン・スティンク・アントはカエルの体表に触角を滑らせ、においを感じ取る。見知らぬ侵入者であれば、激しい針の攻撃が始まるところだ。
しかしアリはカエルの存在をとがめることなく、巣の中にいてもほぼ無視してしまう。
「アリのように見えるなら」たぶんアリなのだろう、と判断しているわけだ。
今回の研究結果は、査読付きオープンアクセスの米オンライン科学誌「PLOS ONE」に2013年12月11日付けで発表された。
3 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:16:54.31 ID:d2cjq/Nk0
また社会の役に立つ研究が進んだな
4 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:17:37.16 ID:dp7Dl0l/0
進化って凄い
5 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:20:59.98 ID:7cMzyeVHi
お前らに必要な能力だな
6 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:21:13.92 ID:JzElTmQK0
昆虫の進化ってすげーよな
遠くに行きたいと思ったら羽生えるし
目立たないように草や木に化けたり
その能力はすべて種の保存のためにあるけど
自分の命を守るわけではないという
7 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:21:28.04 ID:M8Bd7mcd0
テラフォーマーズ参加まったなし
8 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:22:52.72 ID:Y3nWERT6i
9 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:23:52.33 ID:QavrTTYd0
>>5 ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
一番のレスだなwww
大人になった今、時を戻せるのなら生物学者への道へ進んでみたかった
どんな学問よりも面白そう
11 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:26:17.38 ID:9qJvPlfy0
集まってきたアリを喰うぐらいじゃないと
地球上の生物を調べつくす頃には地球外の生物も調べ始めるようになってんのかな
>>6 勘違いしている奴がよくいるが、進化は「◯◯したい」と思った結果に起きるものじゃない。
体が偶然変化して、それがたまたま生きるのに都合が良かったというのが進化だ。
14 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:31:15.03 ID:85TT663C0
>>10 学者と名乗れるまでになれば面白そうだが
そこまでいかなきゃ他人の本や研究にネットでグチグチ文句をつけるようになるだけ
今となにもかわんないぞ
15 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 18:35:42.62 ID:eDnNUe/50
このアリは他のアリ一家の巣に行っても大丈夫なのか
これって意図的に出してるわけじゃなくてこの体液をたまたま持つカエルが生き延びてきただけの話だろ
アリ・・・実は小型動物界では獰猛で凶悪な肉食動物
アフリカでは子牛すら食い殺した記録がある
蟻客なんだ
19 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 19:26:18.07 ID:fuXMxz6+0
無駄にアリがデカく見える
20 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 19:27:22.64 ID:K2/x+jHv0
おまえらの分泌する負のオーラも
調べてもらいなよ
21 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 19:31:07.73 ID:SzdTPAv9P
見りゃわかるだろ
アリはアホか
22 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/11(土) 19:31:20.00 ID:od9QC8Ae0
カエルと一緒に写ってる蟻やたらとでかくない
女湯で仲間だと錯覚させるにはどうしたらいいのか
>>23 チンコを自分のケツの穴にフェードインさせる
>>13 キリンの首が云々のような、獲得形質の遺伝は否定されてるね
26 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:16:21.87 ID:ZLA9MfcGO
27 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:28:11.28 ID:VOC7alr40
テラフォーマーズに出るなこれは
28 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:33:28.66 ID:FfATtYxY0
腹減ったら、このアリ食べるんだろうか
30 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:42:22.69 ID:vyZoOQgS0
お前らも子供つくれば
もしかしたらリア充かもしれん
31 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:48:13.27 ID:QC7HIcZhi
グロジャップを見合いさせて繁殖させるぐらいえげつないな
32 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:51:15.53 ID:XgmLvcPH0
>>13 たまたまアリを仲間だと錯覚させる体液を分泌する変化ってあり得るの?
普通に考えてカエルが「汁出せたら便利じゃね?」って考えて努力した結果と考えたほうが納得行く
34 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:58:41.09 ID:/H02uu+fO
35 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 08:58:50.75 ID:gMkddE1I0
アリって匂いだけですべての世界が完結しているのか
>>10 諦めんなよ、さかなクンさんの様な道もあるかもしれない
>>32 それこそどういう努力だよ、一代じゃ無理だし
「私達は無理だったけどうちの子はどうか蟻そっくりの体液を分泌しますように」
って数万年願い続けたのか
38 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:09:01.87 ID:vGeMsH940
そんなのアリ?
わしゃ帰る
39 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:12:20.81 ID:nL4aVrE5O
>>37 寿命が短いから世代交代が早い
その中でアリに対して有効な体液をたまたま出したカエルの子孫が今日までずっと続いてるのだろう
>>26 「女」と身体中に書いた男、何が起きたのかうまく騙せて女湯に入れた
しかし、ここは田舎の銭湯である
若い女は何処にもいない、いるのはしわしわのおばあさんだけ
肩を落とした男は
せっかく風呂に来たのだ、せめて広い風呂でも楽しんで帰るかと思い
ざぶんと湯船に飛び込んだ
するとみるみる文字が湯で消えてしまい文字に化かされたおばあさんたちも正気に戻ってしまった
風呂場の騒ぎを聞きつけた番頭にみつかり御用
つぎは入れ墨にしようと心に決めたそうな
なんだこれ
41 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:14:28.84 ID:X/3vZkfQ0
つまり自然淘汰を信じるやつはバカだということですね。
>>32 アリエール
進化に満たない突然変異なら毎日起こっている。
例えば逆に蟻を攻撃的にする汁を出すカエルもいたかもしれない。
当たり前だがそういう役に立たない汁は淘汰されて、役に立つ汁だけ生き残る。
だから結果だけ見るとまるで汁を自発的にコントロールしているかのように見える。
43 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:18:19.73 ID:XgmLvcPH0
人間が意志の力で進化することが不可能だからと言って
他の生物にそれが不可能だと結論付けるのは早急
人間は意志の力で電気信号を介しタンパク質を操り行動することができる
聞くところDNAもタンパク質らしいじゃないか
まあキチガイじみた妄想だっていうのはわかってる
44 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:19:21.30 ID:rjI/pVF4P
てことはワキガは遺伝するの?
たまたまフレーバーなワキガの奴が生まれて
それから子孫に100%発現するワキガが遺伝すると
45 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:19:26.94 ID:X/3vZkfQ0
>>42 お前はキチガイか?
仮にそういうカエルが生まれたとして何でアリの巣にもぐるんだよ?
すさまじすぎる飛躍だろ。
こういう面白いソースはそのままスレタイに回してほしいもんだね
>>45 寒いとき穴に潜るのは不思議でもなんでもない
普通のカエルなら追い返されるだけだが、
たまたま追い返されない汁を持つカエルはそのまま温々と過ごし
交尾して自分と同じ遺伝子を今に残した
49 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:25:36.07 ID:zEi+Cpxq0
あーぬくいぬくい
50 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:29:42.31 ID:sN8OSZSv0
>>43 人間って遺伝子操作出来るから、やればいいのにね
もっと研究して
51 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:31:01.37 ID:45l/bpE80
>◆“化学擬態”
かっけぇ
52 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:31:07.25 ID:XgmLvcPH0
原始の地球で単細胞生物がなぜ多細胞生物になったかというと
ある細胞がある他の細胞を取り込んだからだと聞いたことがある
この出来事が偶然なのか
それとも意志の力で他の生物を取り込みたいと思ったのか
あるいは他の細胞の中に入りたいと思ったのか
もし細胞レベルの生物で意志(人間からすると低次元の)があるとすれば
コンピュータでいう機械語であるDNAにアクセスするのももっと簡単だと思う
53 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:38:43.83 ID:XgmLvcPH0
もし細胞に意志が無いとすれば
なぜその細胞の寄せ集めでできている人間に意志が生まれるのか
その場合「無」から「有」が生まれることになる
ならばどんな単細胞生物にも「意志」があると考えたほうが理屈としては正しいのではないか
54 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:43:09.48 ID:VxX6NlkhO
この画像、なんか無理矢理に状況を作ってないか。
普通、蛙が蟻に教われる?
55 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 09:57:04.35 ID:3+kDMrEt0
ありんこチョロ過ぎわろた
56 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 10:15:28.08 ID:ZWI7azKu0
※カエルはこの後スタッフがおいしくいただきました
57 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 10:34:12.85 ID:i5ubgvW20
光学擬態はよ
58 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 13:46:08.46 ID:i85x5tBV0
>>57 実は既に存在する
我々が気付かないだけで
59 :
番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/01/12(日) 16:48:29.34 ID:ZWI7azKu0
イカなんかは光学擬態と呼んでいいのではないだろうか
腹部が下から見あげた海面の色に近い魚とか
>>54 カエル所か蛇も襲うぞ
驚いたのが、この種ではないが蟻を餌にしてるカニまで返り打ちにしてた事だな
最初は蟻を摘まんでモグモグ食ってたけど関節の部分から体内侵入されて食い荒らされてたわ
小動物界じゃアリ最強だから