主要コンビニエンスストア5社の2013年3〜11月期決算(単体)が9日、出そろった。
昨年から導入が本格化した入れたてコーヒーの販売が好調で、
セブン―イレブン・ジャパンとローソンは、本業のもうけを示す営業利益が3〜11月期としては過去最高を更新した。
セブン―イレブンは、13年3〜11月に国内で1158店を出店して売上高に当たる営業総収入が増加したほか、
利益率が高い入れたてコーヒーの販売も好調で、営業利益は前年同期比13・0%増の1638億円と大幅に伸びた。
高級志向に対応した食パンや紅茶、アイスなども売れた。
ローソンは、健康志向のパンや野菜、メンチカツなどのファストフードの販売が拡大したことが寄与し、
営業利益は3・0%増の494億円となった。
ファミリーマートは、営業総収入は増えたが、
昨年3〜11月に国内で808店の新規出店をして経費が増加したことが響き、
営業利益は2・2%減の320億円だった。
一方で、既存店でのたばこなどの販売不振や、設備投資を強化したサークルKサンクスの営業利益は40・4%減、
ミニストップも6・3%の減益だった。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/01/09/kiji/K20140109007353170.html