【朗報】福島&福井県、IAEAとの取り決めで甲状腺癌など不安を煽るデータを秘密指定へ。

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★甲状腺がん検査に不信…福島の親子のがん検査を阻む県立医科大閥の壁…県の検査に不信を抱く親子は追加検査に走るが、受け入れる病院は少ない
■『被曝者は、自由に検査を受け、セカンド・オピニオンを入手することができない。検査するサイドが「統制」されているから』。今後、これがもっと酷くなっていくだろう。
 子どもの甲状腺検査を、福島県は福島県立医大に委託。
 2013年5月まで県民健康管理調査検討委員会の座長を務めていた、県立医大の山下俊一副学長(非常勤)。
 2012年1月に、日本甲状腺学会の会員医師達に「保護者から相談があっても『(甲状腺の)追加検査は必要ない』と説明してほしい」と要請する文書を送っていた。
 『実際、県民が追加検査を望んでも、受け付けない病院がほとんど』。県内の開業医は、県立医大出身者が多い。山下氏の文書で、医師会に圧力がかかったとしても不思議ではない。
 追加検査を受けたい人がたくさんいるのに、『そもそも県立医大だけが検査を行うことに疑問』。
■情報小出しで責任逃れ?
 検査画像の本人開示…永続的に比較データを取るためにも画像は必要。そのためには、本人に開示して自己管理もしてもらうのが良い。
 『福島県の甲状腺検査が医療行為に当たるなら、年限が来て画像が破棄されても、法的に問えない』。
 医師法や医療法で義務付けられている保存期間は、カルテ…5年、エックス線写真…『2年』。
 子どもの甲状腺検査…福島県が2011年10月開始。福島県立医大に委託。対象年齢は、3・11時点で0〜18歳の県民。先ず14年3月末までに1回目の検査を受け、『その後は20歳までは2年ごと』、それ以降は5年ごと。
 ようやく県も重い腰を上げて、開示手続きの簡素化作業を進めているが、依然として「受検者全員に画像を渡す」ことは考えていないそうだ。
 出し渋るのは、証拠を残して、後々責任を取りたくないからではないかと勘ぐってしまう。
■参考
◆福島県 子どもの甲状腺追加検査 受け付けない病院が多数[AERA 2013年11月18日号] http://dot.asahi.com/news/domestic/2013111300010.html
◆県が出し渋っている? 福島の子どもたちの検査画像[AERA 2013年11月18日号] http://dot.asahi.com/aera/2013112000049.html