戦略特区諮問会議に竹中教授ら
12月20日 14時19分
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、地域を限って大胆な規制緩和などを行う「国家戦略特区」の選定に当たる
「国家戦略特区諮問会議」の民間議員に、慶応大学の竹中平蔵教授ら5人を内定したことを発表しました。
政府は、地域を限って大胆な規制緩和などを行う「国家戦略特区」の関連法が先の臨時国会で成立したことを受けて、
具体的な対象地域の選定などに当たる「国家戦略特区諮問会議」を、来月上旬にも発足させることにしています。
これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、安倍総理大臣を議長に、菅官房長官、新藤総務大臣、
麻生副総理兼財務大臣、甘利経済再生担当大臣、それに稲田行政改革担当大臣がメンバーになることを明らかにしました。
また、民間議員に、▽慶応大学の竹中平蔵教授、▽コマツの坂根正弘相談役、▽大阪大学の八田達夫招聘教授、
▽東京大学大学院の坂村健教授、▽ボストン・コンサルティング・グループの秋池玲子氏の5人を内定したことを発表しました。
そのうえで、菅官房長官は「諮問会議を速やかに立ち上げ、国家戦略特区が日本経済の再生に資するよう、
スピード感を持って取り組んでいきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131220/k10013992141000.html