中国国内で3億人のユーザーを抱えるマイクロブログ「微博」。
先週金曜日に開設したキャメロン首相のアカウントには既に16万人のフォロワーがついている。
木曜日に帰国する首相に対して、多くのユーザーは一緒に連れて行ってほしいとメッセージを送っている。
"Quanqiuremen"さんは「どうか連れってください。この国には医療費無料の国民皆保険制度が無いんです」とツイート。
また首相の訪中は過去200年の英国植民地主義時代のほろ苦い記憶も呼び戻したようだ。
"yongmian"さんは「首相殿、アヘンは持って来られたのですか?」
"Glorious Ming"さんは1860年に英仏両軍によって破壊された紫禁城の庭園を引き合いに出し
「いつ円明園の賠償をしてくれるんですか?」と尋ねた。
現代の両国間にはチベット問題による軋轢があったが、「ダライの友達が中国に来た」と、"Wuyanliuju"さん。
ただ何人かのユーザーはキャメロン首相が人権問題を軽視しているとして非難の声を挙げている。
"West Sea Fisherman"さんはもし政府高官レベルの会談をしないのなら「帰れ」とし、
「我々は我々の国の人権問題について触れようとしない海外の首脳を歓迎しない」と付け加えた。
尚、キャメロン首相の英国でのツイッターフォロワー数は50万人以上だ。
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