イギリス人「日本の大学は低レベル。教授は論文すら書かず、講義内容はずっと同じ。学生も遊んでいる」

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>>15の続き)

 イギリスでは就職する時に履歴書に年齢は書きませんし写真も付けません。これは年齢や人種に関する差別を防ぐためですが、
日本では、大学でさえも年齢や写真が必要な履歴書を要求されるというのは、かなり驚いたのではないでしょうか。普通、大学という
のは、年齢や差別をもの凄く気にしますので。女性が二級市民扱いというのは面白い表現ですね。当たっていると思います。女子学生の
「やっと結婚する気になったんですね」というコメントは、男性だけではなく日本の若い女性すら保守的なんだと示唆していますね。

 日本の大学をケチョンケチョンに書いているスーザンさんですが、しかし、日本のことは大好きで、基本的に日本での生活は楽しい
とのこと。その理由は「日本での生活は快適。治安が良く夜でも歩いてコンビニに行くことができる。日本食は美味で、交通機関は
時間通り。風景は素晴らしくハイキングが楽しい。温泉も素晴らしい。顧客サービスはあり得ないレベルで凄い」

 つまり、生活の質は高く、暮らしやすく、消費者としては最高ということの様です。しかし、仕事に関してはケチョンケチョンに書いて
いますから、プロフェッショナルとしては、日本での生活は不本意な物だったのかもしれません。

 この記事が掲載されたTimes Higher Educationは、毎年大学ランキングを発表していることで知られており、英語圏だけではなく、
様々な国の大学関係者に読まれています。つまり、こういう実態が掲載されたことで、英語圏だけではなく、全世界の大学研究者に
日本の大学のトホホな状況がダダ漏れしてしまったということなわけです。

 さて、日本では最近大学の国際化とか、グローバル人材の育成ということが叫ばれており、政府も色々と力を入れている様ですが、
こんな状況で世界から優秀な人が来るわけがありませんね。せめて、研究をやってない先生に仕事する様にけしかけるとか、コネ採用
ともうちょっと減らすという所から始めたらどうですかね。

 でも100年経っても何も変わらないかもしれないけど。

(終わり)