岐阜県各務原市に引っ越せば10万円貰えるぞ お前らも急げ
名古屋まで30分…定住奨励金10万円くれる市
将来にわたって長く住み続ける若い世帯の住民を増やそうと、岐阜県各務原(かかみがはら)市は、まちの住みやすさを伝えるコマーシャル(CM)をつくった。
12月14日から地元のショッピングセンター「イオンモール各務原」内の映画館で放映する。
市としては初の試みで、編集を除き、イラストや声、構成まで、市職員による手作りCMとなっている。
同市では、子育て世帯の転入者を対象に、10万円の定住奨励金の交付を今年度から始め、若い夫婦の定住を後押ししている。
今月20日現在、27世帯が交付を受けた。
東海北陸自動車道の岐阜各務原インターチェンジ近くにある「イオンモール各務原」の映画館には、
岐阜市や愛知県江南市など地元以外の来場者が7割近く訪れ、市はPRにうってつけの場所だと目を付けた。
CMは15秒。各務原市を訪れた若い夫婦が、まちの住みやすさを知るというアニメ。
「名古屋まで30分なんだって」「通えるやん」「各務原市に住んでみない?」と呼びかける。
映画館内の10スクリーンで1月10日までの4週間、映画の上映直前に計約1400回上映する。
また、映画館のロビーには期間中、市内への引っ越しや居住をPRする巻物型パンフレットも設置する。
CMなどの総事業費は84万円。浅野健司市長は「市の魅力を知ってもらい、多くの人が住むようになれば」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131126-OYT1T00593.htm?from=ylist